新座ロータリークラブ
新座ロータリークラブは、昭和50年6月12日に創立されてから、今年で44年目、まもなく半世紀を迎えます。チャーターメンバーをはじめ諸先輩方のお導きによりロータリーの奉仕活動を紡いで来ることができました。この歴史と伝統のある新座ロータリークラブの会長を務めさせて頂くことは大変光栄でもありながら責任の重さから緊張感に包まれているというのが正直なところです。殊に、本年度は森田輝雄会員を第2グループガバナー補佐に輩出することもあり、グループの要となってロータリー活動に邁進するという重責を担っております。まだまだ若輩者でございますので、諸先輩ロータリアンの皆様のご指導、ご協力を賜りますよう、まずは伏してお願い申しあげたいと思います。
さて2018〜2019年度、RI会長バリー・ラシン氏は、『BE THE INSPIRATION』「インスピレイションになろう」を今年度の会長テーマとして掲げていらっしゃいます。Inspirationという言葉の意味は直訳すれば「霊感」「ひらめき」といった意味になりますが、私が解釈するには、我々ロータリアン一人ひとりが、真心を込めて奉仕活動に取り組むことで、世界平和といった究極の目標に到達できる、またその姿を見ている、私たちの廻りの人々が「ロータリーで素晴らしい団体ですね。」「自分もロータリーの仲間に入って何か世の中のために出来ることはないだろうか」と思わしめる、よい意味で影響を与えうる、他人を感化するようなひとりの人間になりなさい。ということではないかと捉えています。
陰徳を積むという伝統は日本の美しい伝統・美徳ではありますが、もっと声を大にして外に向かってアピール・アナウンスをしてもよいのではないでしょうか。その人が輝けば、そのクラブが輝いてくれば、ひとは必ず注目してまいります。そして志を同じくするひとが集まって来るはずです。そのためには、自己研鑽も必要でしょうし、本業の仕事中であったとしても、ロータリアンとしての自覚を忘れずに行動をとるべきと考えます。
仕事が忙しいから奉仕活動参加できないという言い訳をしないよう、ロータリー活動を一生懸命取り組めば、本業も活況を呈してくるはずです。(・・これは私自身を諫めております。)そうして小さいことの積み重ねがやがて他人様を感化する、影響力を与えることにつながっていくのではないかと思われます。
次に第2570地区のテーマですが、『想いを繋ぎ、地域と国の発展に奉仕する』というのが、茂木 正ガバナーの方針です。私達が今日あるのは、親、祖先、先代の方々が歴史上、戦争や自然災害等、幾多の苦難を乗り越えてこられたからあるわけでして、決して自分一人の力ではなし得ないということです。子供孫たちにより良い暮らしをさせてやりたい。世界を安寧で平和な世の中にしてやりたい。という先人たちの強い想いがあったからこそ今に繋がっているわけです。その少なからずの犠牲の上に成り立っている現世のバトンを私共も想いを込めて次世代につなげてゆく義務があると思います。先人方に感謝しつつ、地域や国にロータリーの奉仕活動を通じて貢献するべきではないかと思います。
RI会長BARRY RASSIN氏と第2570地区ガバナー茂木 正氏のテーマ・方針を受けまして本年度のクラブテーマを『ステイタスの向上とクラブ活動の活性化』とさせてい頂きたいと思います。「STATUS」=社会的地位・身分・状態という言葉です。皆様が地域の第一線で活躍され、成功されている方々であることは百も承知いたしておりますし、ステイタスシンボルはいくらでも持っている事も承知しておりますが。ロータリアンとしてのステイタスをもっと昇華させて頂きたいと思っております。
ロータリーの奉仕活動を通じ、もっと外部にアナウンスして頂き公共イメージと認知度の向上に寄与して頂きたいと存じます。「あの方素敵な方ですね」「仕事が出来る方ですね」「忙しいのにボランティア活動までしているらしいね」「お近づきになりたいですね」「自分も仲間に入れてもらえないだろうか」「どうしたら社会奉仕のお手伝いが出来るのでしょうか」といった声が廻りから聞こえてくるようなクラブになれれば素晴らしいと思います。
そのためには、私も今一度自分を見つめ直し、仕事も一生懸命、ロータリー活動も一生懸命、胸を張ってロータリアンであることを言えるよう努力してゆく所存でございます。
自らのステイタスをあげ、新座クラブのステイタスをあげ、ロータークラブのステイタスのさらなる向上を目指して、雰囲気のよい例会作り、奉仕活動を通しての地域との関わり、新座ロータリークラブの益々の発展に微力ながら寄与出来ればと思っております。
皆様宜しくお願い申しあげます。
1. 会員維持と会員増強の推進(10%以上の純増を目指す)
新新座ロータリークラブの魅力を語り、会員増強の意識を皆が共有する。
2. 例会の活性化
来週も参加したくなるような例会の雰囲気作り。内容の充実
3. ロータリー6つの重点分野に関わる社会奉仕プロジェクトの実施
ポリオ撲滅の募金活動など
4. IMに向けた準備活動
実行委員会の立ち上げと、クラブをあげての入念な準備
5. 45周年へ向けての取り組み